民事再生 個人再生 任意整理などを、をテーマに借金問題解決の糸口を探します
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
整理の対象となる債務とは
債務整理の対象になるのは,皆さん「借金」であると理解している人が多いのですが,実際に債務整理の対象になる債務とは,法律上では、お金で支払う義務のある金額すべてで,「借金」と呼ばれるものだけではありません。
債務整理の対象になるのは、金融業者からの借入金だけではなく,クレジットやローンで購入した商品残代金(車のローンなど)やカードを利用したショッピングの残金なども含まれます,自営業を営んでいる場合の取引先に対する買掛金も含まれます。また,厳密に言えば、親や知人等からお金を借りた場合の借金も含まれます。他人の債務について保証人や連帯保証人になっている場合には、それも含まれます。
また,借家の家賃や電話料金など,継続して利用しているサービスの料金は整理の対象にならないのが普通です(注:車のローン等の支払いは別)が,解約して未払いの料金等が残っている場合にはそれも整理の対象になります。
任意整理の場合には,特定の債務のみを整理の対象とすることも可能ですが,自己破産や個人再生の場合には,法律上すべての債権者を平等に取り扱わなければならないため,都合により整理したくない債務も整理の対象としなくてはならない、場合があることに注意する必要があります。
PR
この記事にコメントする